有料のスコアメーカーZEROプラチナム/スコアメーカーZEROスタンダードは無料版の機能に加え、世界最高レベルの楽譜認識機能と、本格的な楽譜作成編集機能を搭載したソフトです。長年にわたり蓄積してきた実績やノウハウを詰め込んだそれぞれの機能は、楽譜作成に限らず、皆様の音楽活動のさまざまな場面で活躍します。
楽譜を音楽にする
スコアメーカーの最大の特長はなんといってもAIを使った楽譜認識機能です。印刷された楽譜をスキャナで読み取って、またはスマホやデジカメで撮影して、音の出る楽譜(電子楽譜)にすることができます。歌詞の書かれた楽譜は、ひらがなやカタカナ、英語の歌詞を読み取り、自然な歌声で歌わせることもできます。ピアノピースなどの通常の印刷楽譜はもちろんのこと、合唱曲の楽譜、オーケストラや吹奏楽のフルスコアやパート譜、輸入楽譜、ミニスコア、コードネームやドラム譜、タブ譜を含むバンドスコア、ジャズなどで使われる手書き風に印刷された楽譜に対応しています。
※認識できる記号の一覧はこちら
※手書きの楽譜を認識することはできません
スキャナで読み取って、スマホやデジカメで撮影して電子楽譜に
さらにスコアメーカーは、PDFファイルの楽譜を認識させることができます。PDF楽譜には、線や文字コードの情報が含まれているもの(スコアメーカーではテキスト形式のPDFと呼んでいます)があり、この情報を解析して認識するため、より正確な楽譜認識が可能です。
画像形式のPDFの場合は、従来からの高精度な楽譜認識エンジンを使って認識します。
その他、bmpやpngなど様々な形式の画像ファイルも認識させることができます。
スコアメーカー シリーズの認識機能は、100%の認識精度を保証するものではありません。ご購入の前に、まずお試しいただく(15日間無料)ことをお勧めします。
こだわりの楽譜が書ける
幅広いジャンルの楽譜の作成に使える
スコアメーカーZEROでは、単独譜表、大譜表、タブ譜(レギュラーチューニング)、リズム譜、ドラム譜の作成が可能ですが、プラチナムでは、それに加えて、ピアノの3段大譜表、大正琴や二胡、ハーモニカなどの数字譜、特殊なタブ譜(ギターのドロップチューニングなど)の作成が可能です。
また、作成できるパート数は、無料エディターやスタンダードは16パートまでですが、プラチナムでは256パートまで可能。大編成の吹奏楽やオーケストラの楽譜にも対応できます。
二胡の数字譜の例
豊富なプリセット演奏記号
プリセット演奏記号(発想標語)の数は、無料エディターやスタンダードは61ですが、プラチナムでは313あります。プラチナムでは演奏記号を自作することも可能なので、さらに増やすこともできます。
プラチナムでフルセットのパレットを表示した例(演奏記号以外も含まれています)
線の太さや記号の配置も自分好みに
プラチナムでは、「楽譜の設定」で線の太さや音符の配置などのスペーシングルールを調整可能です。
楽譜の設定で、線の太さや幅、スペーシングルールなど細かく変更できる
他にも、プラチナムには次のようなこだわりの機能があります。
・符尾の向きや長さなど一括して修正できる…楽譜の整形
・音符や音楽記号を手書き風や他社製フォントに変更できる…記譜フォントの変更
・歌詞を一覧表示し直接編集できる…タイムラインでの歌詞編集
・ブロックの演奏順序を簡単に変更できる…演奏順序設定
より便利な機能が使える
プラチナムでは、より簡単に便利に使える機能も備えています。
声部ごとの分割
パート内の音符を声部ごとに分割して別々のパートにすることができます。(他にも、大譜表の分割など)
「自動声部割り振り」のあと「声部ごとの分割」をすると
拡張機能
プラチナムでは、作曲や編集に便利な機能を搭載したスコアメーカー拡張キット(別売り)を使用することができます。
有料版を購入する
KAWAIコンピュータミュージックショップでは、有料版(プラチナムやスタンダード)の年間/月間ライセンスを販売しております。お客様に合わせてアカデミック版、乗換版、学割などもご用意しております。
※ECサイトで販売されている利用期間限定版についてはこちら。
ラインアップ間の主な違い
スコアメーカーZEROシリーズのラインアップ間の主な違いです。他の項目は、従来版のラインアップ比較表をご覧ください。
ラインアップ | プラチナム | スタンダード | (無料エディター) |
---|---|---|---|
楽譜表示・印刷 | ○ | ○ | ○ |
演奏 | ○ | ○ | ○ |
編集 | ○ | ○ | ○ |
最大パート数 | 256 | 16 | 16 |
音色数 | 756 | 756 | 756 |
伴奏スタイル数 | 422 | 422 | 422 |
プリセット演奏記号(発想標語)数 | 313 | 61 | 61 |
演奏記号(発想標語)の作成 | ○ | × | × |
楽譜の整形機能 | ○ | × | × |
記譜フォントの変更 | ○ | × | × |
記譜ルールの詳細設定 | ○ | × | × |
タイムラインで歌詞編集 | ○ | × | × |
演奏順序設定 | ○ | × | × |
楽譜認識 | ○ | ○ | × |
認識最大パート数 | 256 | 16 | × |
パート名自動検出 | ○ | × | × |
移調楽器の自動認識 | ○ | × | × |
拡張キット対応 | ○ | × | × |
楽譜が歌う | ○ | ○ | ○ |
スマートレイアウト | ○ | ○ | ○ |
スマホ認識 | ○ | ○ | × |
以前のバージョンとの違い
以前のスコアメーカーとの違いは、以下をご覧ください。
●スコアメーカーVer.11との違い
●スコアメーカー10との違い
●スコアメーカー9との違い
●スコアメーカー8との違い
●スコアメーカー7との違い
●スコアメーカーFX~FX6との違い
●旧スコアメーカーとの違い