千葉県四街道市立和良比小学校  指導案

第5学年2組 音楽科学習指導案

~コンピュータを使って~

        
音楽専科 大橋 祐代
    
1,題材名 音楽づくりにチャレンジ
    
2,教材名 南の風 (新実徳英 作曲)
3,題材の目標
  • 「南の風」にあう音色・速度・強弱に変化させ、自分なりの音楽づくりを楽しむ。
     
  • 音符の入力によって楽譜のよさを味わい、コンピュータの操作に親しむ。
4,題材について

「南の風」は二つのメロディーのかけ合いと、「南の風」の曲趣を醸し出している音階との絡み合いが特徴である。旋律やリズムのおもしろさというよりは、それらが合わさったときの楽しさがある。
 そこで、パソコン(ソフト:KAWAI音楽帳)を使ってそれぞれのパートの音色を変化させ、お気に入りの響きづくりをしたり、速さや強弱などを工夫したりして、編曲の楽しさを味わわせたい。
 本校のコンピュータ室には20台のパソコンが整備され、LANにより、離れた席の友達の作品を自席で見ることも出来る。内蔵スピーカーは音量が小さく作品を聴きあうには十分ではない。しかし逆に自動演奏で自分の作品を聴く事に特に制限を設ける必要はない。
 本校の児童は昨年度の6月よりこれらのパソコンを使い始め、現在は身近な道具として使うようになっている。歌ったり楽器を演奏したりするのは好きでも楽譜は苦手という児童が多い。今回パソコンを使うことによって、自分が入力した音符や記号を耳で確かめることが出来る。これによって得手、不得手に関わらず進んで取り組むことが出来ると考えられる。

 
5.学習計画 (3時間扱い)

主な活動

コンピュータに配布された教材を開き、各旋律に音色を選択し、自動演奏させて、音色を決定する。

(本時)
  • 曲全体の速度を決め、各旋律の音量のバランスを変化させお気に入りの響きを探す。

  • 音の高さを選び、コピー機能で貼り付け、お気に入りの高さを探す。

曲の終わり方を工夫する。
お互いの作品を聴き合い、相互評価、自己評価する。
 
  

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