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コンピュータネットワークシステム構築の構想 |
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基本構想に基づき、コンピュータネットワークの特性を活かし、次のようにシステムを構想した。
児童が・コンピュータで作成したふしのデータ(音楽帳のファイル)をサーバーに一括保存し、管理、修正が容易にできるようにした。また、どのコンピュータからでも児童個々のファイルにアクセスできるようにし、児童のコンピュータを個人毎に固定する必要がないようにした。同様に、児童のホームページを作成し、そのファイルをサーバーに保存するようにした。メニューページ等は教師があらかじめ作成し、児童個々のぺ一ジにも児童の作成したふしのファイルや各児童への書き込みが行われる交流のぺージヘのリンクを作成しておいた。 |
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(2) |
システム構築の留意点 |
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ア |
ファイル操作が容易にできる
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ファイル名には管理しやすいように数字4桁で番号を付け、学年、組、出席番号で誰のファイルかを一目で分かるようにし、児童がファイルの読み込
み時に見つけやすく、また、保存時にファイル名を入力しやすいようにする。
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イ |
文字入力、漢字変換を容易にできる
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文字入力は、一太郎スマイルに付属しているATOKスマイルを使用し、小学生に合った漢字変換ができるようにした。また、ATOKスマイルに付
属している文字パレットも適宜利用させながら文字入力に負担がかからないようにする。
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ウ |
良い環境で演奏できるようにする
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音楽帳でふしをつくったり、ホームベージ上でふしを演奏させる時には、希望者にはイヤホンを使用させ、音に集中させることができるようにする。
また、ソフトウェア音源を使用し、より良い音質で演奏させることができるようにする。
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工 |
児童が操作方法を容易に確認できる
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教師用のコンピュータ画面をプロジェクターで教室全面に映し、児童の操作の補助として分かりやすく提示できるようにした。また、児童が作成した
ふしやホームページを教師が取り上げながら、プロジェクターとハードウェア音源を用いて提示し、良い作品を良い環境で紹介できるようにする。
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