神奈川県相模原市立田名北小学校  指導案

ケナフは生長が目に見えてわかり、花は大きく美しく、子どもの好奇心を十分満足させる教材である。
・体験を通して
 自然にふれていそうでなかなか自然体験の困難な現在の子どもたちが畑に行ってケナフを観察することが
できた。
・先生が背のびをして1メートルのものさしをもって立ってもケナフのほうがもっとたかいよ。
・茎はさわるとチクチクしているよ。
・ぬく時は軍手をはめたほうがいいね。
・皮はかんたんにむけるね。
・たたくと繊縫がみえるね。
・紙ができたよ。
・紙作りは楽しかったね。

体験的な学習をすすめていく中で学習活動に積極的にかかわっていく児童の姿がみられるようになってきた。
 紙作りまでは学級集団として活動してきたが、それ以後の活動については子どもたちの探求活動が多様になったので、より主体的な取り組みを可能にするためにクラスの枠をはずして多様な学習形態を考慮していった。
 本時においては、7グループにわかれて体験的学習をすすめることにより主体的に取り組む態度を育成したいと考えた。

・情報活動を通して
 ケナフについてどのような活動があるのかホームページをひらいている学校があると聞いて、さっそくインターネットで調べてみることにした。思っていた以上にケナフを通して活動している学校がたくさんあり、我々がすすめていく上でおおいに参考になった。
 紙作りの時は地域に「紙作り名人」がいないか学年だよりを通して呼ぴかけたがなかなか見つからず、学年で手探りですすめていった。インターネットに紙作りの情報が100件あれぱ100通りの方法があり、情報が多すぎて混乱した。そんな時、自然の村で教えていただく機会を得ておおいに参考になった。紙作りの手順は児童にわかりやすく説明するためにデジカメを活用し、掲示することにより視覚的に簡潔に伝えることができた。
 本時で実施する曲作りはパソコンを楽しく活用していく計画である。ケナフについて詳しく調べたい児童は本やインターネットを活用して調べた。調べたことをクラスに帰って発表し、身近な環境について考えていくきっかけになれぱと願っている。


  

      

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