小学校段階では、「情報活用能力」を育成するため、情撮機器の基本操作を集中的に指導したり、情報手段を活用した表現・コミュニケーション活動や課題解決活動を取り入れるなど、主として「情報活用の実践力」の育成を図ることが基本とされている。また、小学校段階の情報教育の指針として、平成14年度から実施される新学習指導要領の総則にある指導計画の作成にあたって配慮すべき事項には、「各教化等の指導に当たっては、児童がコンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段に憤れ親しみ、適切に活用する学習活動を充実するとともに、視聴覚教材や教育機器などの教材・教具の適切な活用を図ること」とされている。
そこで、本研究では、ア 情報を収集する力、イ 情報を整理する力、ウ 情報を発信する力の3つを培うことにより、小学校段階での情報活用の実践力が育成されるのではないかと考えた。 |