月潟村立月潟中学校  指導案

生徒のアンケート結果(24人中)

音楽の授業で興味のある分野は?
(複数回答有り)
  • 歌唱(12)人
  • 器楽(12)人
  • 鑑賞(10)人
  • 創作(2)人
    延ぺ数(36)人
《これまでの授業での取り組み》
  • 歌唱→グループ練習の定着化
    立候補による既習曲の指揮
  • 器楽(アルトリコーダー)
    →個別指導(進度表使用)
  • 艦賞→コンピュータでピデオ艦賞
    →鑑賞ラリー
  • 創作→今回初めて行う
創作活動でやってみたいことは?
  • いろいろな楽器を使う(2)

  • 曲づくりの方法を知りたい

  • 人気のある曲の伴奏付け

  • グループで作曲する

  • 苦手だがやってみたい

  • 自分で楽しめる

  • 自分で最後まで頑張れる

  • 良い曲を作りたい

  • 自分の好みの曲が作れる

  • コンピュータで作る

  • 作詞(3)
創作活動で難しいと思うことは?
  • イメージが湧かない(3)

  • 楽譜に正しく書けるか(2)

  • 音符がよく分からない

  • 難しそう(2)

  • 面倒くさい

  • リズム感がない

  • 作詞が苦手

コンピュータへの関心度や利用頻度は?
①関心度
  • ある(10人)
  • ない(14人)
②関心のある内容
  • スポーツ類

  • インターネット(3)

  • いろいろなもの(3)

  • 音楽関係(2) *「主人~」で記譜を体験済み


③利用頻度
  • 家でも使う(5人)

  • 学校(昼休みや放課後など)(5人)

  • 授業以外は使わない(14人)

※( )内の数字は人数、記入がないものは1人

以上のことから、創作活動への興昧は非常に少ない。しかし、これは学習の経験がほとんどないことからきているとも考えられる。事実、興味のある創作活動の内容を書かせると意欲的な意見が多くあった。それと同様に、難しいと思う点についても予想通りの回答であった。また、コンピュータヘの興味がない生徒の人数が多いが、前に『主人は冷たい土の中に』の模写をした時、黙々と集中して取り組んだ生徒が多かったので、あまり難しく考えずに創作を楽しめるように進めていきたい。そして、今回の学習を通して創作活動の意欲を高め、さらには表現の工夫への意欲を高めていきたいと考える。
学校内におけるコンピュータ活用については次の通りである。

音楽の授業でのコンピュータ使用
  • 鑑賞教材の視聴をする。

  • 楽譜の模写をする。(1年生は「主人は冷たい土の中に」を9月中旬に実施)

コンピュータ学習における他教科との関わり
1学期中に技術教科で下記の内容を学習した。
・ 起動、終了  ・ ワープロ文字入力  ・ 保存、開く
・ 絵を描く  ・ インターネット
よって、1学期に“春”と“魔王”をピデオ鑑賞した時、生徒はスムーズに操作した。
その他、特別活動でのコンピュータの関わり
  • 昼休みのコンピュータ室解放(主にゲームや絵を描いている)

  • テスト前の放課後学習(希望者がドリル的な学習をする)

  • 校外学習や総合での調べ学習(ホームベージの活用)

 
(5) 学習目標
  • 進んで音楽づくりを楽しみ、目的を持って活動に取り組むことができる。

  • より豊かな表現を目指し、工夫して活動に取り組むことができる。

  • コンピュータを活用して音楽づくりをすることができる。

  • 音楽づくりを通して、曲の構成要素についての理解を深めることができる。

(6) 評価規準
  1. 音楽づくりの楽しさを味わいながら進んで活動に取り組んでいる。(観点①)

  2. 曲の構成を踏まえて、自由な発想で表現を工夫することができる。(観点②)

  3. コンピュータを活用して、曲の構成や表現を考えた音楽づくりをすることができる。(観点③)

  4. 互いの作品をよく聴き、特徴や工夫された点を感じ取ることができる。
    曲の構成を理解できる。(観点④)

※(  )内の数字はこれらの評価基準と下記の指導要領の評価の観点との関わり
について示したものである。
〈音楽への関心意欲態度〉・・・・・・・・・観点①
〈音楽的な感受や表現の工夫〉・・・・・観点②
〈表現の技能〉・・・・・・・・・・・・・・・・・・観点③
〈鑑賞の技能〉・・・・・・・・・・・・・・・・・・観点④
(7) 指導計画(全5時間)
学習目標 主な学習内容 評価
第1次 情景を思い浮ぺながら「旅愁」を歌唱する
(1時間)
  • 階名唱で正しい音程をつかむ。
  • 歌詞の意味を考え、情景を思い浮かべながら歌詞唱をする。
     
    使用したプリント
  • 情景を思い浮かべながら豊かな表現を目指して歌唱できたか。
    (観点②③)
第2次 曲の構成について理解する。
(1時間)
  • 二部形式、和音の構成音と進行について理解する。
  • 次時に「旅愁」に副旋律を創作して加えることを知る。
     
    使用したプリント
  • 曲の構成について理解できたか。(観点③④)
第3次 コンピュータを使って副旋律を創作する。
  
*T.Tによる学習
(2時間)
  • 曲の構成を考えながら、副旋律を作る。
     
    (1/2 本時)
     
  • 副旋律を完成させ、演奏上必要な音楽記号を自由に記入する。
  • 演奏楽器を選択し印刷する。
     
    使用した曲データ
  • 進んで活動に取り組んでいたか。
    (観点①)
  • 曲の構成を考えながら創作したか。
    (観点③④)
  • 自分なりの曲想を工夫して表現できたか。
    (観点②③)
第4次 発表会で様々な他旋律の特徴を感じ取る。
(1時間)
  • コンピュータの画面でクラス全員の作曲を視聴し、感想をまとめる。
  • 他人の作品を熱心に鑑賞したか。
    (観点①)
  • 互いの作品の特徴や工夫された点を感じ取れたか。
    (観点④)
  

[ 前頁 ]

[ 次頁 ]