「おんぷノート」は、手書きで簡単に楽譜が書ける学校向けアプリです。
指やタッチペンで手書きするだけで、即座にきれいな音符や記号に変換される楽しさに加え、書いた楽譜を自動演奏させることができるので、音符とリズム/音高の関係の理解に役立ちます。
手書きで次々と記号が入力でき、修正も容易なので、楽しく音楽づくりができます。
音楽づくり以外にも、先生から配布された楽譜を開いて、歌や楽器の練習の伴奏ツールとしてもお使いいただけます。
ダウンロード
幅広く音楽の授業で使っていただくため、「おんぷノート」は、無料で公開しています。
GIGAスクール構想でiPadを導入された(または、導入予定の)学校様は、ぜひ「おんぷノート」の導入をご検討ください。※一般の方でもお使いいただけます。
【学校関係の方向け】おんぷノートの書き方、使い方をまとめたシート(A4版PDF)を無料でダウンロードできます。印刷して授業などでお使いください。
※下の絵をクリックするとダウンロードページへ移動します。簡単なアンケートにお答えいただくとダウンロードできます。
おんぷノート講座
「おんぷノート」を授業で使うためのヒントを掲載します!!
- 第11回 楽譜をPDF形式で出力してみましょう NEW
- 第10回 リズム譜に記号を入力して演奏させてみましょう
- 第9回 リズム譜を使ってみましょう
- 第8回 おんぷノートで作成した楽譜を複数保存するには
- 第7回 教材をロイロノート・スクールで配布してみましょう
- 第6回 おんぷノートで作成した楽譜をスコアメーカで編集してみましょう
- 第5回 おんぷノートで作成した楽譜を回収してみましょう(その2)
- 第4回 おんぷノートで作成した楽譜を回収してみましょう(その1)
- 第3回 スコアメーカーで作成した教材をおんぷノートに配布してみましょう(その2)
- 第2回 スコアメーカーで作成した教材をおんぷノートに配布してみましょう(その1)
- 第1回 スコアメーカーでおんぷノート用の教材を作ってみましょう
おんぷノートはこのように使われています
【活用レポート】永平寺町 松岡中学校 3年
ほぼ初めてのクラス合唱でしたが、デジタル楽譜のおかげでパート練習が生徒主体で行われました。iPadで楽譜の音を確かめたり、生徒が家で自主練習に使ったり。短く少ない合唱練習の機会でも、おんぷノートのデジタル楽譜のおかげで、充実感ある合唱の経験を積むことができました。
【活用レポート】板野町 板野東小学校 2~5年
【2年】決められた音の中から1つえらび、伴奏をつくる。
【3年】3つの音でせんりつづくり発表。
【4年】5つの音でせんりつづくり発表→2人で旋律をつなげて発表。
【5年】音階の感じの違いを確かめる。
【5年】音階の音でせんりつづくり発表→3人で旋律をつなげて発表→繰り返しの旋律を重ねる。【活用レポート】洲本市 由良小学校 3年~6年
【3年】3つの音で、おはやしの旋律をつくり、音を確かめ、音符を書いています。
【4年】5つの音で、旋律をつくり、音を確かめて、グループで聞き合っています。
【5年】日本の音階を使って旋律をつくり、グループで繋げています。
【6年】和音から音を選んで、メロディーをつくり、発表しています。【活用レポート】A中学校 2・3年生
記譜の練習に活用しています。記譜に慣れてきたらメロディを作り、その後コードを教えていくことで合唱などの音の重なりについても感じさせていく予定です。
【活用レポート】高崎市 東部小学校 5年生
五音音階で旋律つくりをして、自分の思いに沿った旋律になったか確認し、旋律の手直しています。できあがった旋律を友だち同士で聞き合ってます。
指で描いて音符や記号を入力
音符を入力するのは簡単。4分音符なら斜め線を描くだけです。また、4分音符の符尾(棒)の部分に旗を描くだけで8分音符になります。他の記号も、簡単な図形を描くことで入力できます。
≫ 簡単な使い方
≫ マニュアル
書いた楽譜をすぐ演奏
楽譜を書いたら音を鳴らしてみましょう。
再生ボタンを押すと、すぐに楽譜を演奏させることができます。
自分の作った楽譜のリズムが思った通りなのか、音の高さが合っているのかすぐに確認できます。
音楽づくりに
「おんぷノート」は、音楽づくり(創作)の授業に効果的です。
手書きでの簡単な入力方法に加え、記号の×印での消去やドラッグしての移動も可能。アンドゥボタンを押して、簡単にやり直すこともできます。
何度でも、入力する→聴く→修正する→聴く…を繰り返して、自分の思ったメロディを作り上げることができます。(プログラミング的思考を養います)
34ある音色の中から、好きな音色を設定して、自分の作品を発表しましょう。
歌や楽器の練習にも
「おんぷノート」は音楽づくり以外にも、通常の楽譜ビューアとしてお使いいただけます。
先生から配布された※電子楽譜を開いて、その演奏に合わせて自分のパートを練習できます。上手く歌えない、演奏できない場合は、スライダーでテンポを落として練習してみましょう。
※配布にはGoogle Classroom(Googleドライブ)などが必要です。
教材作成にはスコアメーカー学校版が便利
「おんぷノート」で使う楽譜教材は「おんぷノート」自身で作成可能ですが、スコアメーカー学校版(別売、Windows専用)を使うとより簡単で便利です。
スコアメーカーは、楽譜認識機能を持った楽譜作成ソフトで、印刷楽譜をスキャナーなどで読み取り、簡単に電子楽譜にできます。
スコアメーカーで作成した電子楽譜は、Google Classroomなどを使って(Googleドライブなどを経由して)、児童生徒用iPadに配布し、「おんぷノート」で再生/編集できます。
また逆に、児童生徒が「おんぷノート」で分担して作ったメロディ楽譜をGoogle Classroom(Googleドライブ)などを通して回収し、スコアメーカーでつなぎ合わせて一つの曲として再生させることも可能です。スコアメーカーなら、つなぎ合わせたメロディにコードネームを自動でつけて、自動伴奏付きで演奏させることも簡単です。
Appleクラスルーム(iCloud)を使った、電子楽譜の配布/回収も可能です。
App Storeからダウンロード
価格
無料
対応OS/対応機種
iOS/iPadOS 12.0 以降
iPhone、iPad、および iPod touch に対応
Apple、Appleのロゴ、iPhone、iPad、iPod touchは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。AirPrint、AirPrintロゴはApple Inc.の商標です。App StoreはApple Inc.のサービスマークです。
Google、Google Workspace、および関連するマークとロゴは、Google LLC の商標です。
[付録]タッチノーテーションとの違い
タッチノーテーションとの違いは、以下の通りです。
おんぷノート※1 | タッチノーテーション | |
---|---|---|
用途 | 学校向け | 一般向け |
価格 | 無料 | 有料 |
楽譜 | 一つのみ | 複数管理可 |
スコアメーカーとの互換性 | 読み/書き※2 | 書き出しのみ |
アプリ内課金 | なし | あり |
※1「おんぷノート」は、コードネーム入力、歌詞入力、装飾音符入力、ドラム譜、印刷などができません。また入力できる記号は、小学校/中学校学習指導要領音楽に記載の記号に限られます。(32分音符や64音符などは入力できません)
※2「スコアメーカー」で作成した楽譜は、一部読み込めなかったり、表示できない譜表や記号があります。