起動しない、音が出ないなどのトラブル
- 起動しないのですが
- メモリ不足でアプリが終了している可能性があります。以下の手順でiPad本体を再起動し、メモリを解放してみてください。
- スリープボタンを「スライドで電源オフ」が表示されるまで長押しします。
- 「スライドで電源オフ」をスライドし、画面が完全にオフになるのを待ちます。
- スリープボタンを長押しして電源をオンにします。
- リンゴマークが表示された後、しばらくしてロック中の画面になります。
- 頻繁にPDFミュージシャンが異常終了するのですが
- まず最新版にアップデートされているかご確認ください。それでも異常終了したときは、iPadの電源長押ししていったん電源を切り、再度起動させてからPDFミュージシャンを使うようにしてください。
- iOS4.3でバージョン1.0.010が起動しない
- iOSのバージョンが4.3の環境で、PDFミュージシャン(バージョン1.0.010)が起動しないという不具合がありましたが、バージョン1.0.011で解消しています。最新版へのアップデートをお願いします。
- PDFミュージシャンを一度削除して再度インストールしたら、データがすべて消えてしまった
- PDFミュージシャンを削除するとダウンロードしたPDFファイルや認識結果、編集した情報、書き込んだメモなどもすべて削除されます。
PDFミュージシャンを削除する前に、以下の手順にしたがってすべてのデータをバックアップしておくことで、PDFミュージシャンを再インストール後にデータを復元することができます。
(ただし、1.0.010以降のバージョンに限ります)- iTunesがインストールされているPCにiPadをUSB接続します。
- iTunesが起動したら、左側にある[デバイス]のiPad名を選択し、さらに上部の[App]タブを選択します。
- 上部の[Appを同期]にチェックを入れ、下部の[ファイル共有]の[App]リスト内の[PDFミュージシャン]を選択します。
- PC内にバックアップ用のフォルダを作っておきます。
- [PDFミュージシャンの書類]内のファイルをすべて選択し、4. のフォルダへドロップして保存します。
- ここで、PDFミュージシャンを削除します。
- 新たにPDFミュージシャンをインストールします。(★まだ起動させないでください。)
- PCのiTunesにおいて、3. の要領で[PDFミュージシャン]を選択します。
- [PDFミュージシャンの書類]へ4. で保存したすべてのファイルをドロップします。
- iPadでPDFミュージシャンを起動すれば、バックアップしたデータが復元されます。
- 音が鳴らないのですが
- 以下のことを確認してみてください。
- 右下のギアボタンをタップして開く演奏の設定のマスター音量が下がっていませんか?
- メトロノームのソロがオンになっていませんか?
- メトロノームの相対テンポが0になっていませんか?
- iPadのボリュームがゼロになっていませんか?(ヘッドフォンで聴く場合とiPadのスピーカーで聴く場合とで音量設定は異なりますのでご注意ください)
- [設定]-[一般]-[本体横のスイッチの機能]が「消音」になっていませんか?(現在「画面の向きをロック」になっている場合でも、前回「消音」から「画面の向きをロック」に切り替えた際に、iPad本体横のスイッチが消音側になっていた場合、環境によっては消音されたままになることがあるようです。この場合、一度本体横のスイッチの機能を「消音」にしてスイッチを消音解除側にしてから「画面の向きをロック」にすると音が出るようになります。iPadの本体横スイッチの機能につきましては、こちらをご覧ください。)
- ヘッドフォンが刺さっていませんか?
- 楽譜認識は完了していますか?認識完了していないとプレイボタンが白く光りません。
- 各パートの音量やベロシティが小さくなっていたり、ミュートが設定されていませんか?
これらのことを確認しても音が出ない場合は、iPadの電源を一度切って、再度起動させてみてください。
- iOS6にしたらPDFミュージシャンが起動しなくなった
- バージョン1.0.009で解消しています。最新版へのアップデートをお願いします。
使い方や機能について
- 3連符の入力方法を教えてください
- 連符の入力には対応しておりません。PDFミュージシャンでは、連符記号の有無にかかわらず、演奏時に自動的に連符の判定を行っています。
- きれいな楽譜なのに「画像認識済み」と表示される
- テキスト認識をするか画像認識をするかは、楽譜のきれいさではなく、楽譜を作成したソフトやPDF出力に使用されたソフトの種類や設定によって決まってきます。
また、表紙付の楽譜の場合先頭ページだけ画像認識して、五線が始まるページからテキスト認識するケースもあります。(歌おうNIPPONプロジェクトの楽譜の多くもそうです。)左下の認識状態の表示は、現在表示中のページの状態を表示していますので、ページをめくって確認してみてください。
- 自分で作った楽譜をより正確に認識させるには?
- ライブラリに登録したPDF楽譜を開いたときに、画面左下に「画像認識済み」と表示される場合は、見た目がきれいな楽譜であっても上手く認識できません。元の楽譜を作成するときのフォントの種類、PDF出力するソフトの種類およびその設定などを変更して出力しなおしてみてください。
- テンポを変更しても次回開いたら元に戻っている
- メトロノームボタンで設定した相対テンポは、ライブラリに戻るとリセットされる仕様です。開いたときのテンポを設定するには、「編集」機能で楽譜の先頭のテンポを変更してください。
- 何パートまで演奏できますか?
- 基本的にパート数に上限は設定していません。オーケストラ譜であっても認識して演奏させることは可能です。ただし、同時発音数が多い場合には、処理が重くなったり、音切れが発生したりする場合があります。
- ページ数の多い楽譜も大丈夫ですか?
- iPadのメモリ容量の制約があるため、扱えるページ数には限界はあります。また、ページ数が多くなるほど、楽譜認識や演奏準備に必要な時間も当然増えてきます。実用上は、数十ページ程度を限度としてお考えください。
- うまく認識できない
- 正確に認識できるPDF楽譜とそうでないPDF楽譜、ほとんど認識できない楽譜とがあります。詳しくは認識できる楽譜についてをご覧ください。
- 認識にものすごく時間がかかる
- 画像認識の楽譜では認識に時間がかかります。テキスト認識と画像認識の違いについては認識できる楽譜についてをご覧ください。
- ドラム譜やタブ譜は認識できますか?
- ドラム譜、タブ譜、数字譜などは認識対象外です。ピアノの大譜表を含む通常の五線の楽譜を認識します。
- MIDI出力はできますか?
- 外部へのMIDI出力、およびSMF(標準MIDIファイル)への保存機能はありません。
- 楽譜の移調はできますか?
- 楽譜自体を移調して移調譜を表示する機能はありません。各パートをトランスポーズして演奏する音の高さを変更することはできるので、移調楽器の演奏に対応しています。
- 楽譜の編集はできますか?
- PDFミュージシャンで表示される楽譜はオリジナルのPDF楽譜のままです。その上にメモを書き込むことができます。認識結果が間違っていた場合は、演奏の情報を編集することができます。メモや演奏情報の編集結果は自動的に保存されます。
- 楽譜の作成はできますか?
- PDFミュージシャンではPDF楽譜を作成することはできません。スコアメーカーなどの楽譜作成ソフトを使って作成した電子楽譜を、PDF形式に出力(変換)してご利用ください。
- 印刷はできますか?
- PDFミュージシャンではPDF楽譜の印刷はできません。(AirPrint未対応)
- 一部のパートのキーが違って聴こえるのですが
- パートのトランスポーズや移調楽器の設定を確認してください。
- 認識してくれません
- 「楽譜の情報」で楽譜認識がオフになっていませんか?詳しくはヘルプの目次から「ライブラリ画面」を開いて「楽譜の情報を設定する」をご覧ください。
- スキャナで取り込んだ楽譜やカメラで取り込んだPDF楽譜は認識できますか?
- 画像認識をしますが、画質が悪いため音符や記号の誤認識が非常に多くなります。基本的にはこのような画像のPDF楽譜は認識対象外です。
楽譜の入手について
- NEW楽譜ソースの選択の「Dropbox」が機能しない
- Dropbox API v1の廃止に伴い、ご利用できなくなっています。Dropboxアプリのエクスポートで「別のアプリで開く…」「PDFMusicianにコピー」を選択してPDFMusicianに楽譜を取り込んでください。
- 見開きの楽譜が正しく演奏されない
- 見開きが一つのページになったPDF楽譜には対応していません。PDFを加工するソフトなどを使って別々のページに分割することで、使用することができます。
- スコアメーカーの楽譜はどうしたら使えますか?
- PDF作成ソフトを使って、スコアメーカーの楽譜をPDFに出力したものをお使いください。方法についてはスコメスタイルのこちらの記事を参考にしてください。このとき、フォントを埋め込んで作成するとテキスト認識によってより正確に認識されます。(ご使用のPDF作成ソフトの設定によっては、うまくテキスト認識できないことがあります。)
※スコアメーカー8以降のバージョンでは、直接スコアメーカーからPDF出力が可能になりました。
- 「Webブラウズ」でライブラリに登録するときにボタンが有効になっていない
- たいていの有料販売サイト、および一部の無料楽譜サイトの電子楽譜(PDFに直接アクセスしないサイトのもの)は、PDFミュージシャンのWebブラウザからはライブラリに直接登録できません。そのような場合は、iPadのSafariで楽譜を購入、表示した状態でアプリ間連携機能を使ってPDFミュージシャンで開いてください。
- PDF楽譜はどのようにして手に入れるのですか?
- こちらにPDF楽譜の入手方法がまとめられています。
- どのようにしたらテキスト認識する楽譜を作成できますか?
- まずスコアメーカーのような楽譜作成ソフトで楽譜を作成します。Adobe AcrobatのようなPDF作成ソフトでPDFに変換します。たいていはデフォルトの設定でテキスト認識できるPDF楽譜が作成できます。上の「自分で作った楽譜をより正確に認識させるには?」や「PDF楽譜はどのようにして手に入れるのですか?」も参考にしてみてください。。
その他
- スコアメーカーとどう違うのですか?
- スコアメーカーはWindows専用の楽譜作成・認識ソフトです。スコアメーカーでは、楽譜画像ファイルやPDF楽譜を認識する機能があります。認識した楽譜は、スコアメーカー専用の電子楽譜として自由に編集できるので、移調したりパートを追加したり、レイアウトを編集したりといった本格的な楽譜作成・編集ができます。
PDFミュージシャンはPDF楽譜を認識して演奏する機能を提供します。認識結果の演奏情報を編集できますが、表示される楽譜は元のPDFのままです。
- 楽譜カメラどう違うのですか?
- 楽譜カメラはiPhoneのカメラで楽譜の一部分を撮りながら、リアルタイムに音符を認識。その後、音を確認したい場所を指でなぞるかタップして音を鳴らすソフトです。主に歌や楽器の音取り・譜読みのために使うアプリです。
一方、PDFミュージシャンが対象とするのはPDF形式の楽譜です。音符や音楽記号が文字コードとして埋め込まれたPDF楽譜であれば、ほとんど正確に認識します。また、PDFミュージシャンは、全ページ自動演奏できます。
- Androidで使えますか
- 使えません。PDFミュージシャンはiPad専用です。
- iPhoneで使えますか
- 使えません。PDFミュージシャンはiPad専用です。