声が見える!効果的な音感練習機能
合唱を歌うものにとって、音感すなわち「耳を育てる」ことはとても重要です。
プリマヴィスタ2には、松下耕先生監修による耳を育てるための音感練習機能が4つ搭載されています。
これらの練習機能は楽譜データを使用しなくても行える基礎練習です。
視唱トレーニング
「視唱トレーニング」では、耕先生から基本的な音程や音階の課題が表示され、その音符を見て、マイクで歌う練習です。
オクターブや5度の基本的な音程の動きから、教会旋法など耕先生の監修による視唱課題が画面に表示されます。楽譜を使った練習同様、音符だけでなく階名や難しい音程などの表示を切り替えることもできます。
音程トレーニング
「音程トレーニング」では、提示される単音をもとに、反射的に指定された階名の音を歌う、音程感覚を身に付ける非常に効果的な練習です。
出題のレベル(音程の種類)を自由に設定することができます。
ハモリ測定
「ハモリ測定」では、コンピュータの発音する音に合わせて一人でハモる練習をすることができます。
パソコンの音に合わせて、あなたがハモリたい音程の音をマイクに向かって歌ってください。パソコンの音とあなたが歌った音との音程がグラフ(帯)で表示されます。
合唱音楽の場合、特にアカペラで歌う場合には純正な和音の響きがとても重要です。
プリマヴィスタ2のハモリ測定機能では、この純正な響きと、ピアノの平均律との響きの違いを目で見て歌い分けることができるのです。
特に、長3度の音程は平均律と純正な音程とでずいぶん違います。ハモリ測定を使えば驚くほどその違いが実感できることでしょう。
ピッチグラフ
マイクから入力されたあなたの声を即座に画面上に視覚化します。グラフ表示か波形表示を選んで表示できます。
常に画面に表示して、あなたの声の高さを視覚に捉えておくことができますから、声のぶれやぶら下がり、ビブラートなどのクセの克服に役立ちます。