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正確に認識するためのコツ

楽譜カメラは、一方の手で楽譜を持ち、もう一方の手でカメラで撮影したときの、多少の湾曲や傾きにも追随して楽譜を認識します。しかし、以下のようなコツをマスターするとより正確に認識させることができます。

五線のサイズをガイドに合わせる

カメラビューの画面には、五線のガイドが赤い線で表示されています。このガイドに楽譜の五線を当てはめるようにしましょう。より引いて、あるいはよりアップで撮影したい場合はこのガイドのサイズを変更することができます。画面を一度タッチすると画面右に縦型のスライダーが表示されますので、このスライダーで変更してください。

ガイドはあくまでも目安ですので、サイズをピッタリ合わせると100%認識するわけではありません。場合によってはガイドより少し引き気味にしたほうが音符の検出率が上がることがあります。

テイクボタンを押したままカメラを向けて、撮りたいタイミングで離す

撮影のタイミングでシャッター(テイクボタン)をタッチする方法では、どうしても手ブレしてしまいます(特に片手で操作の場合)。テイクボタンは、指を離したタイミングでシャッターが切られるようになっています。ですから、押したままの状態で目的の場所を画面に収め、五線と音符が認識されて色が変わったら指を離すようにすると上手に撮影できます。

ベストショット自動選択機能により、少々タイミングを逃しても、少し前の画像から最適な画像が選択されるのでさほど心配要りません

影や光の映りこみに注意

楽譜を水平に置いて、両手で撮影すると手ブレを防げますが、天井に照明があるような場所では、カメラ自身や手の影によって一部が全く認識されないことがあります。照明との角度を工夫して映り込みを避けたり、前述の方法で楽譜を手に持って片手で撮影した方が上手くいくことが案外多いはずです。

バージョン1.1から照明(フラッシュ)を点灯させることができるようになりました。楽譜に影が入る場合は、フラッシュを点灯することで、認識精度が上がる場合があります。

できるだけ五線が水平になるようにする

多少の湾曲は大丈夫ですが、極端に湾曲していたり、五線が斜めにカメラの中に収まっていると、音符の音の高さを誤認識するケースが増えます。できるだけ五線ガイドに併せて水平に撮影するように工夫してみましょう。

フォーカスが合っているか

iPhone 4以降にはオートフォーカス機能がありますが、楽譜との距離や明るさの関係で正しくフォーカスが合わず、なかなか音符を検出しないことがあります。そのようなときは、カメラを一旦楽譜からそらすなどして、オートフォーカスが正しく動作するように調整してみてください。

画面に余計なものが映っていないか

書き込みが多い楽譜、歌詞や発想標語、和音などが多い楽譜では、どうしても誤認識してしまうことがあります。書き込みが少ない場所に同じフレーズがあればそちらで撮り直してみてください。それでも誤認識する場合は、あきらめてさっさと修正しちゃいましょう。

解像度を変えてみる

カメラビュー右上のギアアイコンをタッチすると設定画面が現れます。ここで、解像度を変更してみてください。

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