吹くスタッフです。
4月にWindowsXPがサポート終了し、パソコンやOSを新しくしたという方もいらっしゃるでしょう。
Windows8.1のように、OSが新しくなると、スコメの動作が少し変わる部分がありますので説明しておきましょう。

何かの作業をしているときに、不意に

スコアメーカーが動作を停止・・・icon10
というような場合、Windows8.1などの新しいOSであれば、WindowsXPでは機能しなかった自動保存という機能が働き、スコアメーカーが、自動保存していたファイルから作業中のデータをできるだけ復元しようとします。

楽譜ファイル(*.sdx)のほかに、認識プロジェクトファイル(*.srp)も自動保存されます。

詳しい操作は、以前の記事(自動保存、テンポラリフォルダの変更)を参照ください。

この記事にあります、「テンポラリフォルダの変更」についても、少し説明を追加しておきます。
楽譜を認識中に、やはり不意に終了したり、メモリエラーが発生する場合、実際に何かの問題が発生していたり、メモリが少ない場合もあるでしょうが、Windowsのインストールされているドライブ(通常はCドライブ)の空き容量が少ないために、このような状況が発生する場合もあります。

Cドライブの他に、空き容量の大きいドライブが存在する場合は、テンポラリフォルダを、このドライブに作成してみてください。
※この際、重要なファイルが存在するフォルダを指定しないようにしてください。

Cドライブの他に、空き容量の大きいドライブが存在しない場合は、Windowsのディスククリーンアップを使用したり、不要なファイルを削除したりすることで、空き容量を増やしてみてください。

もしかしたら、状況が改善する場合があるかもしれません。

テンポラリフォルダ変更で状況が改善しない場合、スコアメーカーの32ビット版と、64ビット版では、64ビット版の方がメモリに関する問題が起きにくくなっていますので、パソコンやOSを新しくした場合、64ビット版にすることを検討していただくのもよいかもしれませんface01