たたくスタッフです。

スコメZEROの最新アップデート(12.0.063)で、サンプル曲が一部変更されていますface02

それがこの曲「教皇マルチェルスのミサよりキリエ (G. P. da パレストリーナ)」です。
疑似小節線

古い教会音楽などでたまに見かける記譜方法ですが、よく見ると付点2分音符が小節に収まりきらずに、次の小節にはみ出していますねface08

スコメZEROのプラチナムグレードでは、最新のアップデートでこのような小節をはみ出す音符の記譜ができるようになりましたicon22

以前のサンプルは下のように小節からはみ出る部分の音符をタイでつないでいました。
疑似小節線
この状態で「機能拡張」メニューの「疑似小節線の設定」を選択します。
疑似小節線
ダイアログの「設定単位」で何拍ごとに疑似小節線を入れるかを指定(この楽譜は2拍)、
すでに入力されている小節線を削除するために「既存小節線を削除」にチェックを入れて「OK」ボタンをクリックすると、既存の小節線が疑似小節線に置き換わります。
(表示パネルの属性で、疑似小節線をオンにしておくと、疑似小節線が赤色で表示されます)

あとは、またがっている音符の長さを修正して、タイでつながっている音符を削除すればOKface02
疑似小節線
既存の楽譜や認識結果に疑似小節線を適用する場合は、この方法が便利です。

通常の小節線を入力するときに、Shiftキーを押しながらクリックすることでも、疑似小節線の入力ができます。
疑似小節線
この場合は、必要な音符・休符をすべて入力して通常の小節線を削除した状態で、疑似小節線を入力すると効率的に入力できますョicon16

(疑似小節線は「スコアメーカーZEROプラチナム」のみに追加されました)