吹くスタッフです。
今回は、ジャズ屋にはちょっと気になる伴奏スタイルについて説明しましょう。

「楽譜の設定」の「演奏情報」で、「自動伴奏する」にチェックを入れますと、入力されているコードネームに合わせてリズムパターンが演奏されます。
楽器の練習にも使えますね。
この自動伴奏、単に選んだ伴奏スタイルで演奏するだけではなく、イントロやフィルインなどを設定して、より曲らしくすることができます。

この設定のしかたにノウハウがありますので説明してみましょう。

まず、コードネームを選択し、「プロパティ」でバリエーションを変えることで、その位置からイントロやフィルインなどを演奏させることができます。
それぞれ種類がありますので、曲の流れに合わせて雰囲気を変えていくことができます。

イントロとエンディングですが、伴奏スタイルによって、特定の長さのコード進行付きのイントロ、エンディングが作られています。

メジャーとマイナーは明るい感じか暗い感じか、ロング、ショートは、長いか短いかということです。
曲調に合ったものを選んでください。

これらを使う場合は、演奏を聴いた上で、その長さの小節を用意してください。
また、イントロ、エンディングの途中にコードネームは貼らないようにしてください。
転調してしまいますので進行が不自然になってしまいます。;;

自動伴奏の終了方法はこちらをご覧ください。
(FX3シリーズでは、終止線が入力されている位置でも自動伴奏が終了します。)

もし、その曲に特定のコード進行のイントロ、エンディングが存在する場合は、バリエーションのイントロ、エンディングは使わず、「バリエーション1-4」や「フィルイン1-4」などで表現する方が良いでしょう。

なお、楽譜上に複縦線などがある場合、自動的にフィルインが入ったりバリエーションが変化する賢い機能も実は搭載されています。お気づきでした?face02