梅雨を目の前にして、ここ数ヶ月行方不明だった愛用の傘が見つかってちょっとうれしい吹くスタッフです。
今回も引き続き認識率アップ大作戦、スキャナの設定についてです。
今回は少し軽めにスキャナの取り込み範囲について。
スキャナで楽譜をスキャンする場合、取り込み範囲はどのように設定していらっしゃいますでしょうか。
楽譜がスキャナの取り込み範囲ぎりぎりの大きさの場合、取り込みが可能な最大範囲でスキャンするしかありませんが、大きさがそれほどではない場合、最大範囲でスキャンすると、画像中に冊子の影が入ってしまうということで、そのような影が入らないように、矩形範囲を狭めている方もいらっしゃるかもしれません。
このような取り込み方の場合に注意点があります。
あまり取り込み範囲を小さくしすぎると、逆に認識率が落ちる場合があります。
例として画像を作ってみましたが、
このように、五線に近い所まで余白を削ってしまうと五線自体が認識できない場合があります。
少なくとも下側の画像と同程度には余白を残すようにしてください。
冊子の影が多少あっても、余白が少なすぎるよりは認識率への影響は少ないでしょう。
それでは。