うた屋です。
この前の記事で、スコメで作れる!豊富な楽譜バリエーションというのが紹介されましたね。この中に、うた屋として見逃せない技があったのでその方法をご紹介します。

特殊な小節線」という見出しで、紹介されているものがそれです。

拍節感が明確でなかったルネサンスものの楽譜などでは、五線には小節線を表示しないでパート間だけに線を引いたり、小節線そのものを第5線にちょこっとだけ書く楽譜がよくあります。これを実現するのは簡単です。

小節線の表示方法を変更するには
1.Ctrl+A(全体を選択コマンド)で全パートを選択状態にする。
2.右クリック。
3.ポップアップしたメニューから「小節線の表示」を選択して、任意の表示方法に変更する。

パート間にだけ小節線を表示するには
上記3の手順で「なし」を選択し、
4.もう一度、右クリック。
5.「小節線の連結」にチェックを入れる。

です。どうでしょう?とても簡単ですね。

完成品のサンプルは、スコメFXシリーズまたはプリマヴィスタ2の場合、「新規作成ウィザード」を実行して「五声ポリフォニー」というテンプレートを開くと見ることができます。

また、プリマヴィスタ2の場合、サンプル楽譜”SicutCervus.sdx”がこの方法で作成されているので参考にしてみてください。