吹くスタッフです。
以前もお伝えしましたProの機能である楽譜の整形に、
整形対象オプションが追加されました。
楽譜の整形を行ないますと、変えて欲しくない部分まで変わってしまう場合がありましたよね。
例えばせっかくきれいに揃えて配置したスタッカートが移動してしまうなど。
FX4 Pro で追加されたこのオプションをオンオフすることで、必要な部分だけを整形することが可能になりました。
それぞれのオプションの意味を説明します。
符尾の向き
音符の符尾が上向きか下向きかを、浄書ルールに合うように整形します。
※この例では「符尾の向き」のチェックのみで整形していますので、「符尾の長さ」は浄書ルールに従った整形にはなっていません。(左端の音符など)
以下も同様にその項目のみチェックを入れて整形しています。
符尾の長さ
符尾の長さを浄書ルールに合うように整形します。
省略和音のピッチ
省略和音が表記される縦方向の位置を合わせます。
子記号の向き
「向き」属性の存在する子記号の向きが音符に合うように整形します。
(「子記号」とは、アーティキュレーション、装飾記号、運指番号です)
子記号の位置
子記号の位置を整形します。
連符
連符の位置や向きを整形します。
これらのオプションの組み合わせで、目的に合った整形を行ってください。
例えば、「省略和音のピッチ」の例では、「符尾の長さ」のチェックも入れることで以下のような結果になります。
符尾の長さは整形したいが符尾の向きは変えたくないとか、子記号の位置は変えたいが向きは変えたくないとか、あるいはその逆とか・・・ありますよね。
アップグレードサービス実施中です。
整形対象が選べるようになった「楽譜整形機能」を持つ、FX4 Pro にぜひアップグレードを!