吹くスタッフです。
スコメ10では認識や編集を行った後の、スラーやタイの形状や位置が改善されています。
例えば、サンプルのモルダウを認識すると、スコメ9ではこんな感じですが、
認識結果(スコメ9)
スコメ10ではこんな感じになります。
認識結果(スコメ10)
元画像
10の認識結果は9の認識結果に比べると、スラーやタイの曲がり方(深さ)が少し大きくなって、元画像に近くなっています。
もちろん、モルダウ以外でも、スコメ10では、認識結果のスラーやタイの曲がり方(深さ)が元の楽譜になるべく近くなるように調整されています
また、楽譜を移調してみると、スコメ9では
移調前(スコメ9)
移調後(スコメ9)
と、スラーの形(位置)が変わってしまう場合がありますが、
スコメ10では
移調前(スコメ10)
移調後(スコメ10)
と、元の形(位置)をなるべく維持するように移調されます。
更にPROでは、「拡張機能」メニューの「楽譜の整形」で、短いタイやスラーで起こりがちなこのようなゆがみが補正されるようになりました。
短いタイのゆがみ例
楽譜の整形によるゆがみ解消
スラーやタイの位置や形を変えないときれいな楽譜にならない・・・というケースが少なくなっていると思いますよ