先日、市民マラソンに初めて参加してみた吹くスタッフです。
何のためにそんな苦しい思いをするの?と思っていた私ですが、走ってみたらとても楽しかったですね。
さて、スコアメーカーFXシリーズの楽譜作成のための様々な便利機能ですが、楽譜認識結果の修正を行う段階では、ちょっと余計な動作に感じられる部分もあるかもしれません。
特に、FXシリーズ以前からバージョンアップされた方は、これらの機能をいったんオフにしてから認識結果の修正を行った方が良いでしょう。
余計な動作とは、例えばこんな状況です。
音符や休符が認識失敗している箇所に音符を貼り付けると、認識済みの音符が移動したり、小節幅が変わってしまい、どこを修正していたのかわからなくなる
[ツール]メニュー、[オプション](あるいはツールバーボタンの)で、[全般]、[編集]の、「自動スペーシング」を「しない」にしてから楽譜を修正してください。
音部記号が誤認識しているので正しいものを貼り付けたら、音符の音高が変わってしまった
調号が誤認識しているので正しいものを貼り付けたら、音符の臨時記号が変わってしまった
演奏したら移調楽器のパートの音の高さが変だったので、パートの「キー」を変更したら、音符の音高が変わってしまった
上記オプションダイアログ、[全般]、[編集]の「音高の自動変換」のチェックを外してから楽譜を修正してください。
認識失敗した音符を貼り付けると、小節内の連桁の付き方が変わってしまい、連桁の付け直しが必要になってしまう
[ツール]メニューの、[自動連桁](ツールバーでは)がオフの状態にしてから、音符の追加を行ってください。
ある程度誤認識や認識失敗が修正できた後は、これらの設定を有効にした方が、楽譜の編集がしやすくなったり、きれいな楽譜を作成しやすくなったりしますので、適宜オンオフしてみてください。
また、ある程度誤認識や認識失敗が修正できた後に、[ツール]メニュー、[小節内スペーシング]や、[再スペーシング]、あるいは[拡張機能]メニュー、[楽譜の整形](Proのみ)で、楽譜の体裁を整えることもできます。
さあマラソンも終わったのでバンド用の楽譜を作成しなきゃ。誤認識は修正してあるので、いろんな機能をオンにしなおしてっと・・・