吹くスタッフです。
以前説明しましたように、スコアメーカーではPCキーボードによるステップ入力で楽譜を入力できますが、スコアメーカー9ではこのステップ入力も機能向上しています。
こちらの
ムービーでも説明していますが、どのキーを押しているのか少しわかりにくいかもしれませんので、解説してみましょう。
なお、ムービーと全く同じキー操作ではなく、同様の楽譜を入力するにはどのキーを打つことになるかを説明します。
以下、緑の太字になっているのがスコアメーカー9で追加された機能です
まず、大譜表の楽譜を用意し、パレットで4分音符を選択します。
カーソルを楽譜上に移動しておきます。
PCキーボードで、「Z」、「Z」、「B」、「B」、「N」、「N」、「B」、「スペースキー」、「V」、「V」、「C」、「C」、「X」、「X」、「Z」、「スペースキー」
ここまでで、きらきら星が入力できました。次に、
「W」で8分音符にし、「Z」、「X」、「C」、「V」で高音部にドレミファ、
「/」、「/」で低音部に移動、「,<」でオクターブ移動し、再度「Z」、「X」、「C」、「V」で低音部にドレミファを入力。
「/」、「/」、「.>」で高音部に戻り、「E」で4分音符にします。
「Z」、「S」でドと、レのフラット(*)を入力します。
(* 環境によっては、レのフラットではなく、ドのシャープが入力される場合もあります)
「←」でレのフラット(*)を選択し、「Ctrl」+「W」で異名同音変換を2回、「Ctrl」+「Q」で音符/休符の変換を2回行っています。
「→」でキャレット移動し、「W」で8分音符にして「Z」、「X」、「C」、「V」でドレミファを入力。
「←」2回でキャレットを移動し、「Ctrl」+「M」で連桁接続変更を2回、
さらに「←」2回でキャレットを移動し、「Shift」+「.>」を3回で8分音符4つを選択します。
「Shift」+「+」、「Shift」+「-」を何度か押してオクターブ変更。
というのが、このムービーと同様の楽譜を作るための操作になります。
文章を見るとキーが並んでいて難しそうに見えますが、実際に操作してみると簡単ですよ
キャレットの赤い表示もスコメ9の新機能で、五線中央の赤い丸は入力される五線が固定されていることを示します。この場合、オクターブがどこであってもこの五線に入力されます。
赤い丸が表示されていない場合は、どの五線に入力されるかは自動的に決められます。
赤い縦線および小さい点はオクターブを示します。加線がたくさん表示される位置にオクターブが移動した場合は、縦線が消えて小さい点の数が増えていきます。