たたくスタッフです。

スコメ9Proから、音高を滑らかに変化させるポルタメント奏法に対応しています。
ポルタメント
今回は上の楽譜のような、2音間のポルタメントの具体的な作成方法をご紹介しますicon12
(Platinumまたはスコメ9以降のProのみの機能です)

ポルタメントの効果がわかりやすいように、パートの音色を「クラシックシンセ」などの持続音系にしておきます。
音符入力後、演奏記号コントロールバー(スコメ10までは発想標語パレット)から「port」を選んで、2音間に貼り付けます。検索機能を使うと簡単ですョicon16

貼り付けたport記号を選択して、プロパティの詳細設定ボタンをクリックします。
ポルタメント
現れたダイアログの左上で「演奏方法」を選んで、「演奏方法の種類」を「音高の時間的変化」、「変化量」を「5」、「開始時間」「変化時間」をそれぞれ「480」に設定して「OK」ボタンをクリックします。
ポルタメント
「変化量」は2音間の音程を半音単位で指定します。上の楽譜ではソからドの5半音分なので、5を指定しています。
下に下がる場合は「-5」を指定して下さいface02

「開始時間」には始点の音符が発音してから音高が変化し始めるまでの時間を、「変化時間」には音高が変化する時間を、4分音符の長さを480として指定します。
ポルタメント
今回の設定では、上の図のように、ソが鳴り始めてから4分音符分の時間経過後、4分音符分の時間をかけて音高が変化します。

2音間の音程に合わせて「変化量」を設定して、「開始時間」と「変化時間」で変化のさせ方を調整すれば、2音間のポルタメントはバッチリですねicon22