吹くスタッフです。

スコメZEROは、階名を表示させたり、歌わせることができます。

でも、階名を歌うときに、臨時記号は無視するよねface07・・・と思っていらっしゃいませんか?

スコアメーカーZEROは、階名を移動do唱法で歌わせることも可能ですicon01

まず、階名を歌わせる方法は、

パートを選択し、パートの「プロパティ」、「楽器・歌の選択」で、「階名で歌う」を選択するだけです。

※階名を表示させていなくても、階名で歌わせることができます。

そして、階名をどのように歌わせるかは、「ツール」メニュー、「オプション」の、「全般」、「表示2」で変更できます。

「表示種類」で、階名の歌い方も変わるのですが、「ドレミ(固定ド)」や、「ドレミ(移動ド)」を選ぶと、音符に臨時記号が付いていても付いていなくても、「ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド」で歌います。

臨時記号のありなしによって階名の歌い方を変える、「移動do唱法」では歌ってくれないのかと思いきや、実はもう1つの選択肢、「プリマヴィスタ」が、「移動do唱法」になります。

「移動do唱法」にはいくつかバリエーションがあり、スコアメーカーZEROの「移動do」の歌い方や表示は、松下耕先生の監修を受け、弊社からリリースされている、合唱の音とり練習などをおこなうためのソフトウェア、「プリマヴィスタ2」と同じになっているので、「プリマヴィスタ」という選択肢になっているんですね。

「プリマヴィスタ」方式の移動doは、具体的には以下のようになります。

長音階の主音を「ド」(短音階では「ラ」)とし、「ド レ ミ フ ァ ソ ラ シ」を「do re mi fa so la ti」と読みます。 (第7音は「シ」ではなく「ティ」と発音します)
音階固有の音に対して半音上がる時は「i」の母音を、下がる時は「o」または「a」の母音を使います。

なお、階名を表示させるには「表示」メニューの「階名」にチェックを入れてください。
「ツール」メニュー、「オプション」の、「全般」、「表示2」の設定に従って表示されます。


音階固有の音については、母音を省略して「d r m f s l t」と表示されます。