吹くスタッフです。
週末、トロンボーンの有名人が在籍しているあのバンドのライブを見に東京に行ってきました。
お土産を買うのを省略したので同僚にはナイショですが
さて、FX2で、画像認識モードに「自動傾き補正」という機能が追加されました。
これは、スキャンした画像の傾きを水平にするという機能です。
この機能が追加されたことで、画像スキャン時に画像の傾きをあまり気にしなくても良くなった反面、自動傾き補正を行わないで認識処理を行うことが心配で、ついボタンを押してしまうという方もいらっしゃるかもしれません。
ということで、「自動傾き補正」をどのような場合に使ったら良いかのTipsをお送りします。
結論から言いますと、たいていの場合は、「自動傾き補正」を使う必要はありません。
楽譜をスキャナになるべく水平に置いていただければOKです。
逆に、「自動傾き補正」をかけると画像処理ノイズが出る場合もありますので、最終手段として使うくらいにしてください。
特に、モノクロ画像に自動傾き補正処理をかけるとノイズが出やすいですので、自動傾き補正はできるだけグレースケールの画像に対して使うようにする方が良いでしょう。
画像処理ノイズの例:
モノクロでスキャンし、自動傾き補正をかけたもの (現象が確認しやすいように低めの解像度でスキャンしています)
グレースケールでスキャンし、自動傾き補正したものを自動2値化
では、例えばどんな場合に「自動傾き補正」を使ったら良いかですが・・・
楽譜が厚かったり、楽譜の版が大きかったりして、スキャナへのセットや、スキャンしている間に動かないように押さえておくことが難しいことが結構ありますよね。
で、腕のしびれを我慢してやっとのことでスキャンが終わってみたら、結構傾いてるじゃん・・・
マジかよ。またスキャンし直し?
なんて時が、「自動傾き補正」の出番です。これで腕の疲労がかなり改善されますね!
それにしてもパンコウさんを初めて生で見ましたがとってもステキでした