罪滅ぼしに(?)今日はまじめなTipネタでいきます。
スコアメーカーFXシリーズが、それ以前のスコアメーカーと大きく変わったことの一つに小節幅も自動で調節してくれるようになったことが挙げられます。以前は、音符が詰まっている小節を広くして、全音符だけのような音符が少ない小節を詰めるには、小節線をいちいちドラッグして調整しなければなりませんでした。
FXになってから、これを自動的に行ってくれるようになったのですが・・・
FXがリリースされた最初のころは、この自動調節機能に戸惑うユーザーの方もいらっしゃったようです。慣れてくれば、この便利さに多くの方が気づいていただいたようですが。
それでも、小節線が動くのはイヤだ！という方のためには、(Pro限定ですが)ちゃんとそのようなオプションが用意されています。[楽譜の設定]の[スペーシングルール]に「小節幅の均等度」という項目があります。
[スペーシングルール]については、以前紹介した歌詞を考慮したスペーシングの記事をご覧ください。
これを「均等」に設定すると、小節幅が均等に固定された状態で音符の間隔のみスペーシングが行われるようになります。
お子さんの教材として使われる場合や、バンドスコアなどで小節幅を揃えたい場合は便利ですよ。
なお、小節線の自動的な移動で小節が勝手に繰り上がったりするのをやめたい場合は、段落ロックと段落の挿入の記事が参考になります。この方法は、ProでなくてもFX2で使えますのでお試しあれ。
