吹くスタッフです。
みなさんお久しぶりです。今年の修行は・・・もういいって?
吹くスタッフとしては、FX3の楽譜認識周りの新機能や改善点についてもお話ししていきたいと思います。
FX3にバージョンアップ済みの方は、画像認識モードの操作法解説用のチュートリアル画像がちょっと変わっていることにお気づきでしょうか。
「ピアノ協奏曲(パート名消去)@001, 002.bmp」となっています。
FX2まで使われていた画像「ピアノ協奏曲@001, 002.bmp」も添付されていますが、FX3の新機能により、この画像が段落修正のチュートリアルとして使い物にならなくなってしまったので、一部画像を修正して新しいチュートリアル画像としています。
どれだけ使い物にならないかを説明してみましょう。
旧チュートリアル画像での認識方法:
手順1)
「ピアノ協奏曲@001.bmp」を登録します。
手順2)
段落線を修正します。
手順3)
「ピアノ協奏曲@002.bmp」を登録します。
手順4)
大譜表を修正します。
・・・以上終わり。後は認識するだけです。
これでは簡単すぎて段落修正の操作方法はほとんどわかりませんね。;;
各バージョンでの段落修正チュートリアル(リファレンスマニュアル90ページあたり)の操作方法と比較してみてください。
つまり、ピアノ協奏曲のような複雑な構成の楽譜では、段落間でパートのつながりを正しく設定するために、パートの移動が必要でしたが、FX3では、うまくパート名が認識できるとそのような操作が不要になる場合もあるということです。