うた屋です。

スコアメーカーFX3シリーズには、7曲のサンプル楽譜が収録されています。

「スコアメーカーを使ってこんな楽譜が作成できるんですよ」というつもりで用意してあるのですが、それぞれ詳しく見ていくとベテランユーザーの方でも目からウロコのテクニックが使われていたりします。

ということで、これから7回の連載でサンプル楽譜についての解説をしてみようと思います。

そうそう、このサンプル楽譜はフリーソフトのスコアプレーヤーFXにもおなじものが収録されていますので、スコプレユーザーの方もぜひご覧くださいね。

第1回は、Shinig Dayです。

開いてみるとすぐわかるように、音符やト音記号などのデザインが普通の印刷楽譜とは違っていますね。手書き風のフォントが使われています。ジャズや吹奏楽の楽譜でよくみられる、このようなちょっとカッコイイ楽譜、スコアメーカーFX3 Proで作成することができます。

もうひとつ、大きな特徴はこの曲を演奏するとすぐわかります。ノリノリのスウィングのリズムで演奏してくれますね。楽譜上は8分音符の連続であっても、コンピュータが自動的にスウィングやシャッフルのノリで演奏してくれるのです。その秘密は楽譜の先頭に貼り付けられているスウィング記号。(試しにこのスウィング記号を消しゴムで消してから演奏してみると面白いですよface02ジャズがいきなりゲーム音楽みたいになったりしてface03その効果がはっきりわかると思います。)

スウィング記号はスコアメーカーFX3シリーズで楽譜に貼り付けることができます。スコアメーカーFX3 Proを使えば、スウィングのノリの度合いを細かく設定することもできます。