うた屋です。
今年はヘンデルの没後250年ということで、全国(世界中?)のあちこちでヘンデルの代表的なオラトリオ「メサイア」の演奏会が開催されているようです。
先日、うた屋もちょっと変わった編成で歌いました。なんと、楽器もソリストも合唱もすべて合わせて11人という超小編成のメサイアです。
名づけて「COMPACT MESSIAH」!東京では春に千人のメサイアというのがあったそうですがそれの対極。おそらく、ヘンデルイヤーの数あるメサイア演奏会の中でも最小の編成だったかもしれません。
何せ、歌い手が全部で10人なので、ソロも合唱のメンバーが交代で歌わなくてはなりません。
バロック時代の声楽曲は、現代のジャズ同様にソロパートをアドリブで歌うことがよくあります。この日隣に座っていたバスのKさん、いろいろ研究して自分のソロの歌い方を楽譜に書き込んでいました。
歌詞割りなんかもいろいろ変えてあって、楽譜が真っ赤になるくらい書き込みがしてあったのですが、本番で事件が
あんまり書き込みが多かったせいなのか、肝心のキメのところで歌詞を間違えちゃったのです。「トロ!?トランペット!!」。(メサイアをご存知の方ならどこか分かりますね)
スコメで書き直しとけばよかったのに