吹くスタッフです。
そういえば大事なことをお伝えしていませんでしたね。
FX4でも認識対象を追加しています。
ただ、今回は特に説明しないとわかりにくいかもしれません。
小節線なし表記の認識対応
このようなタイプの小節線表記の認識に対応しました。
FX3までは、このような楽譜を認識すると、段落内の小節数が1つになってしまっていましたが、ちゃんと小節が分かれて認識できるようになりました。
これはパートのプロパティで、「小節線の表示」が「なし」、そして「小節線の連結」にチェックが入った状態です。
FX4では、小節線表示が「なし」の状態の認識に対応しただけでなく、「小節線の連結」状態も、元の楽譜の状態を再現するようになっています。
(FX3までは、常に小節線が連結した状態で認識されていました)
元画像
認識結果(FX3) 認識結果(FX4)
運指番号0
ギターやバイオリンなどの楽譜に使われる運指番号0の認識に対応しました。
また、ギターやバイオリンなどの楽譜を想定し、単独譜表での運指番号の認識にも対応しました。
ボーカル、コーラス、メロディのパート名
FX4 Pro では「テンプレート」だけでなく、「パートテンプレート」の見直しも行っています。
そして、ジャンル「ロック・ポップス」でのボーカル系音色を追加しています。
これに伴い、認識での処理も変更しています。
ボーカルやメロディ系のパートと判断された場合に、追加されたパートテンプレートが選ばれるようになりました。
また、楽譜上にVocalやMelodyなどの音色名が表記されていた場合はこれを認識し、同様にそれに対応するパートテンプレートが選択されます。
ということは、以前お伝えしました合唱の音色と同様に、これらのボーカル系音色もお好みで変更できるということになります。