シゲさん”です。

従来のスコメでは、コードネームは、キーボードで直接文字を入力するか、ドラッグ入力で行いました。簡単なコードならいいですが、複雑なコードや分数コードの場合、書式もいろいろあるし、『 [|A|G|] 』のような暗号的な文字を入力する必要がありましたね。

楽譜によって書き方を統一したり、特別な入力方法を覚えるのも大変だったと思います。

FX4Proでは、コードネームを簡単に入力するための「コードネーム入力パネル」が追加されました。

この新しい入力パネルを使うと、簡単にコードネームを入力することができる上に、たとえば分数コードの書き方を統一することができるのです。

「コードネーム入力パネル」はパレットから「コードネーム」を選択してコードネーム入力モードにすれば自動的に表示されます。(表示されない場合は、[画面]メニューの[コードネーム入力パネル]をチェックしてください。)

パネルの基本的な操作はマニュアルをご覧いただくとして、ここでは、分数コードの書式を統一して、簡単に入力する方法をご紹介しましょう。

コードネーム入力パネルの「楽譜の設定」ボタンをクリックします。すると、[ファイル]メニューの[楽譜の設定]-[コードネーム]を選択したときと同じ、コードネームの書式を設定するダイアログボックスが現れます。

ここで、書式を設定しておけば、この楽譜のコードネームの書式を統一することができます。分数コードの書式は、「ベース」のグループの「on」「/」「分数」の中から任意の書式を選択します。

あとは、パネルに戻って「ルート」と「ベース」を指定するだけで、簡単に分数コードができます。

設定できる書式は分数コードだけじゃありません。たとえばメイジャーセブンスのコードも「M7」「△7」「Maj7」「maj7」の中から設定できますので、是非活用してくださいね。