バンドプロデューサー3の使い方の6回目。今回はコピー支援機能の最後、耳コピメモです。

耳コピして音が分かったら、耳コピメモをとりましょう。耳コピメモは音の高さや長さをMIDI情報で残すことができます。記録したメモは、リードシートやSMFとして出力することができます。face01

耳コピメモには、フレーズメモとノートメモの2種類がありますが、今日はノートメモを紹介しましょう。

Step1. 入力を選びます。エレキギターやエレキベースをオーディオケーブルでつないでいる場合は「Wave」を選びます。MIDIキーボードをつないでいる場合は「Midi」を選びます。

Step2. 楽器を弾いて入力を確認します。鍵盤が橙に、入力が赤く点灯すればOKです。※ベースの場合は「Set」を押して音域を設定し直したほうが良いかもしれません。

Step3. 「ノート」を選びます。ノートメモは、通常半拍とか1拍でノートを記録します。ステップ録音に相当し、1つの音だけ記録します。速いフレーズを1音1音コピーしたい場合に使います。

Step4. タイムライン上をマウスで左クリックして演奏開始位置[S]を指定し、右クリックして演奏終了位置[E]を指定します。[S][E]間の長さをコピーしたい音の長さにします。

Step5. 耳コピループの「メモ」を押すと、録音状態になり[S][E]間を繰り返し演奏します。楽器を弾くと、その音の高さが検出され、音の候補が緑色で表示されます。入力したい音の高さになるまで繰り返し弾きます。

Step6. よければ「Loop Shift」をクリックして別のエリアへ移ります。別エリアへ移ると先ほどの入力が確定します。(緑色の音が青色になります)

このように、弾いてみて音が合ったら次のエリア、弾いてみて音が合ったら次のエリア、、、の繰り返しで、簡単に速いフレーズをコピーすることができます。

耳コピメモには他に、小節単位でリアルタイム録音するフレーズメモがありますが、これはまた別の機会に紹介したいと思います。

ところで話は変わりますが、明日、午後9時からフジテレビ系列で映画「デトロイト・メタル・シティ」が放映されます。
おしゃれなポップミュージシャンを目指していた松山ケンイチさん演じる根岸が、悪魔系デスメタルバンドのボーカル「ヨハネ・クラウザーⅡ世」をやる羽目になってしまうおもしろい映画なんですが、その悪魔の格好をしたクラウザーさんがお店のウィンドウをドンドンと叩いて、中にいる親子がおびえるシーン。実はカワイのショップ、カワイ表参道なんです。よかったらチェックしてみてください。face02

次回は、リードシートエディタについて紹介します。お楽しみに!(bp開発人Y)icon22