スタジオbpではバンドプロデューサー4の発売日に向けて、毎日その簡単な使い方や新機能について紹介します。
今回は、耳コピするときに便利なツールを紹介しましょう。
画面右端の耳コピウィンドウには、コピーするときに便利なツールがいろいろあります。
◆ギターの速いフレーズをゆっくり聴く
「再生速度」はピッチを変えないで、曲を遅くしたり速くしたりできます。ギターの速いフレーズをゆっくり聴きたい場合は、スライダーを左へ動かします。この機能を使えば、コピーしたフレーズをゆっくりした速度から、徐々に速くして弾けるようにする練習もできます。
◆ベースの音をオクターブアップして聴く
ベースをコピーするときは「ピッチ」の「x2」を押して1オクターブアップすると聴きやすくなります。また、ピッチは半音ずつシフトすることができます。ギターやウクレレでコード弾きするとき、弾き易いコードにシフトしたり、ボーカルの練習で歌いやすいキーにシフトするのに使います。
◆帯域を絞る
「再生帯域」ではコピーする楽器の帯域に絞ることで、その楽器の演奏を聴きやするすることができます。例えば、ベースをコピーするときは、「再生帯域」で下限周波数を「10」、上限周波数を「200」くらいに設定すると、ベース(とバスドラム)の音だけになり、より聴きやすくなります。
◆ボーカルをカットする
ボーカルの入った曲のバックで鳴るギターをコピーするのに、ボーカルをカットすると聴きやすくなる場合があります。例えば、「センターキャンセル」の「L」を選んで、帯域を「声(アルト)」にすると、センターで鳴っている女声ボーカルを抑えることができます。(出力はLchモノラルになります)
これらツールと、前回紹介した耳コピループを組み合わせて使うと効果的ですヨ。
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それではまた明日!(bp開発人Y)