皆さんこんにちは、bp開発人bです。
昨日はLIGHT BRINGERのメジャーアルバム第1弾「genesis」の発売日でした。もちろん早速買ってきて聴きました。やっぱりいいです。燃えます。皆さんも機会があったら是非聴いてみましょう。
話は変わりますが、コード検出したら全部のコードが「N.C.」だった、とうい経験をされた方もいらっしゃると思います。今回はこの現象についてのお話です。
以下の2つの条件が重なったときに、全ての検出コードがN.C.になります。
条件1
検出しようとする音楽ファイルがモノラルである。あるいはステレオであるが、L、Rそれぞれのチャネルのデータが非常に似通っている。
条件2
コード検出の設定で、センターキャンセルにチェックが入っている。
なぜ、こんなことに???
通常のステレオファイルは、下図のようにL側の成分とR側の成分とセンターの成分から成り立っています。この内センター定位する成分は、LとRで全く同じ成分(波形)です。このようなデータにセンターキャンセルを行うと、センターの成分だけが無くなります。
ところが、モノラルのファイルはL、Rの成分が全く同じで、全ての音がセンター定位します。
このようなデータにセンターキャンセルを行うと、全てのデータが失われてしまします。
波形が無いので、コードが検出できずNon Chord = N.C.となってしまいます。
もし、全部のコードがN.C.だったら以下の手順で検出をやり直してください。
1.「再検出」をクリックします。
「検出の詳細設定」ダイアログボックスが出てきます。
2.「センターキャンセル」のチェックを外して、「OK」を押します。
これで問題なしです。