昨日は美術館で目の保養をしてきた吹くスタッフです。
今回は「こんな記号が認識できます」の話題をお送りします。
「こんな記号が認識できます(3)」でお話しましたように、最初のバージョンでは全ての認識記号が演奏に反映されていたのですが、その後、認識はするが演奏には関係しない記号も出てきました。
前バージョンのスコアメーカー5まではその代表が「コードネーム」でした。
スコアメーカー5までは認識した「コードネーム」はあくまで印刷、表示用の文字情報であり、演奏に関係する「伴奏コード譜表」とは別物でした。
スコメFXではこれらが統合され、「コードネーム」が演奏もできる楽譜情報となりました。
認識直後は従来と同様に演奏には反映しませんが、設定を変更することでコードネームの演奏が可能となります。
「ファイル」メニュー、「楽譜の設定」、「全般」、「演奏情報」の、「伴奏」で、「自動伴奏する」にチェックを入れていただくと、コードネームを様々な伴奏スタイルで演奏させることが可能となります。
これにより、バンドメンバーへの楽譜の配布と個人練習のためのデータ作成が、別譜表を作ることなしに、スコメだけで可能になりました。
個人練習での使い方については、同じくスコメスタイルの「演奏パネルの使い方」なども参考にしてくださいね。