暖かくなりましたね。なんでも屋です。

3週にわたってお伝えしてきました、FXシリーズを使いこなすための3つのポイント。
最終回は「ドラッグ入力」です。

4分音符を続けて入力しているときに8分音符を使いたくなったとき、あなたはどうしてますか?
入力パレットに戻って8分音符を選ぶ?あるいは、右クリックでメニューを表示させて音符を変える?
どちらも正解。
でももっと便利な機能がFXシリーズにはあるのです。
それが「ドラッグ入力」。

記号の入力の際にマウスの左ボタンを押し下げたまま上下あるいは左右にドラッグすると、記号の種類などを変更することができるのです。

例えば音符の場合、左右にドラッグすると、4分音符や8分音符などの種類が変わり、上下にドラッグするとシャープやフラットを付けられます。

よくお問い合わせいただくのはメトロノーム記号。
パレットには4分音符=120のものしかありませんが、貼り付ける際に左右にドラッグすると4分音符や2分音符などの種類が変わり、上下にドラッグすると数値を選べます。

また、オクターブ高くしたり低くしたりするト音記号(記号の上や下に8が付いている記号ですね)もドラッグすることで入力できます。

いろんな記号でお試しください。とても効率的ですよ。

なお、ドラッグ入力については、過去の記事でも取り上げています。下記をご参照ください。

○「ドラッグマジック」
○「ドラッグマジック(その2)」