うた屋です。

「美しい楽譜を書こう」の第4回は、クレジットの位置についてです。

日本の楽譜では、作詞者名や作曲者名(「クレジット」または「クレジットタイトル」と呼びます)はたいてい先頭ページの右肩に書かれます。

このクレジットですが、次のルールで位置を調整するだけで、とてもバランスの良い楽譜に仕上がりますので、やってみてください。

1.五線の右端のラインに右寄せする

以前作曲者名をきれいに配置しようの記事で紹介したように、クレジットは右にピッタリくっつけましょう。

ちなみに、海外の楽譜では作詞者名だけは左に配置することが多いようです。

2.先頭の速度記号より少し上に配置する

垂直方向の位置は、先頭の速度標語より少し上にするとさらに美しく見えます。上の方法で水平方向を合わせたら、Shift+↑(または↓)で速度標語より上になるように調整しましょう。