FX4が発表されました。吹くスタッフもFX4の新機能解説を始めますよ!icon22

最初はジャンルとテンプレートのお話です。
FX3以前でも、ときどきテンプレートのお話はしていました。
これとかこれとか・・・
つまり、テンプレート、特に標準テンプレートに、楽譜のフォントや五線、用紙の情報だけでなく、記号の表示方法であったり、記号の位置やスペーシングルールなどの情報も保存されていて、楽譜編集ではこれらの情報に基づいて記号の配置などがおこなわれるということです。

さて、ここからはProのお話になります。

実際に楽譜の作成を行っていると、例えば、吹奏楽モードで楽譜を作成している時は良いが、ジャズの楽譜を作り始めると、別の設定にしたくなるということが割とあります。
ジャズ用のテンプレートから楽譜を作り始めればそのような状況は少ないですが、単純に新規作成から作り始めたり、認識結果の修正の場合は、「標準テンプレート」が使われ、標準テンプレートはジャズ用の設定にはなっていないからです。

FX4では、この状況に対応するために、標準テンプレートをジャンルごとに別にしました。
これにより、作業前にまずこれから作成する楽譜のジャンルに変更しておけば、標準テンプレートはそのジャンルに最適な設定がされているため、楽譜作成や認識結果の修正でのストレスが軽減されます。

ということで、FX4では作業前にまずジャンルを変更してみてください。
ジャンルの変更も簡単で、画面の右下のステータスバーの、ジャンルアイコンをダブルクリックしてください。

画像認識モードでも変更が可能です。

例えばどんなところが良くなるの?というのはまた今度!icon23

FX4シリーズ、発売は10月21日です。
体験版でも確認できますよ。