吹くスタッフです。
今年もよろしくお願いいたします。
さて、
しばらく空けてしまいましたが、再度前回の続きでProでのジャンルとテンプレートの話題です。
FX4Proで標準テンプレートがジャンル毎に別になりましたが、使い方はFX3Proと全く同じで、「新規作成」するか、「新規作成ウィザード」で「*標準のテンプレート*」を選ぶだけです。
でも実際にはジャンル毎に別の標準テンプレートが使われています。
ジャンルによって結構雰囲気が変わる場合もありますので驚かないでくださいね。
例えばジャズでは、
フォントが手書き風だったり、2段目以降の音部記号や調号が表示されない設定など、ジャズでよく使われる設定が適用済みになっています。
その他に、ジャンルによって、フォントや譜表の種類、パートの音色、その他細かな表示設定などが、そのジャンルでよく使われるものに設定されています。
また、見た目だけではなく、楽譜を貼り付けた時の動作に関係する「スペーシングルール」などもジャンルによって変更されています。
例えばジャズでは、小節幅の均等度が均等側に設定されています。
これは、ジャズでは小節幅があまり変わらない表記が好まれる場合が多いというスタイルへの対応です。
また、テンプレートだけでなく、パレットの表示項目や項目の順番もジャンルごとに変えてあります。
これにより、お使いのジャンルで楽譜を作成し始める場合、快適に作業するための様々な設定をおこなう必要がなくなり、ジャンルを選ぶだけでよくなりました。
また、いつもと違うジャンルで楽譜を作成する場合も、そのジャンル用に設定をしなおし、それが終わればまた戻すという作業は必要なくなります。
「新規作成の前にその曲のジャンルにしておく。」がポイントです。