皆さんこんにちは、bp開発人bです。
bpにはSMFのドラムパターンが100個添付されていますが、オリジナルのドラムパターンを作りたいという人もいると思います。でもMIDI編集はイマイチ好きになれない。こんな人に、オイシイ裏技を紹介します。

リードシートエディタを使うと、音符貼り付けで簡単にドラムパターンを作れます。

1.リードシートエディタを起動する
bpを起動すると、「簡単メニュー」が出るので、「リードシートエディタを起動します」を選択します。

リードシートエディタが起動すると、最初に「新規作成」ダイアログが出るので「譜表の種類」から「ドラム譜」を選択します。

「OK」ボタンを押すと、空のリードシートができます。

(注)「ツール」メニューの「リードシートエディタの起動」からもリードシートエディタを起動できます。

2.自動伴奏をOFFにする
「ファイル」メニューの「リードシートの設定」を選択します。「リードシートの設定」ダイアログが開くので、左側の「演奏情報」を選択し、「自動伴奏する」のチェックを外します。

これをやっておかないと、作ったパターンに自動伴奏のパートが入ってしまいます。

3.音符を貼り付ける
ツールバーから音符を選んで、どんどん貼り付けます。

4.終止線を忘れずに!
音符の入力が終わったら、終止線を入れます。パターンの最後の小節線をクリックして、選択状態にします。

この状態で、右クリックします。メニューがポップアップするので、終止線を選択します。

これで、ドラムパターンの完成です。

5.SMFにエクスポート
「ファイル」メニューの「エクスポート」→「SMF」を選択して、SMF(スタンダードMIDIファイル)として保存します。
このとき、保存したフォルダを必ず覚えておきましょう!

6.bpに貼り付け
オブジェクトウィンドウのMIDIタブのフォルダを、5でSMFを保存したファルダに変更すると、リストに作成したドラムパターンが表示されます。

後はいつも通りに貼り付けることができます。
このあたりの手順は、8月26日「リズムパターンをちょっと変えたい」の記事で紹介しているのでそちらを参考にしてください。

今回は、ドラムパターンを作りましたが「譜表の種類」でTABを選べば、ギターやベースのパターンを作ることもできます!